「ひとりからはじめる子ども会」講習会は、本山・青少幼年センターが主催となり、これから子ども会をはじめてみたいけれどもというお寺の、「子ども会って大変そう」「子どもたちは集まってくれるかな」等、様々な状況を共に考え、実践について体験しながら学ぶ講習会です。今回は東北連区の方が参加しやすいよう仙台で開催されました。
<<1日目>>
4月18・19日、東北別院を会場に「ひとりからはじめる子ども会 講習会 in 仙台」が開催され、仙台教区からは5名が参加しました。
初日は模擬子ども会体験として、スタッフの寺院で実際に行っている子ども会の様子を本堂で再現し、子ども会の定番である絵本や紙芝居、ゲームといったことを体験しました。
その後、実際にそれぞれのお寺でできる子ども会をイメージしながら、募集のポスターを作成してみるという学習をして、初日の日程は終了となりました。
<<2日目>>
講習会2日目はスタッフと参加者がペアになり、1日目にイメージした子ども会から考えられる状況、想定した企画内容の時間配分などについて、お互いに意見を出し合いながら子ども会の時に自身が行いたい企画を練り直し、それを発表しました。
そしてこの発表では、絵本を読む人、紙芝居をする人、ゲームをする人と、おのおのが考えて盛り込んだ企画の中で、お互いの個性が出た提案を聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
2日間の日程が終了する頃には「すぐにでも子ども会をやりたい!」といった声が飛び出すなど、参加者全員の子ども会を実施するにあたっての考えが、明るく前向きになったように感じた講習会でした。
最後に講習会を主催された青小幼年センターのスタッフの方、また参加者の皆さま方と寝食を共にし、隣にいる人と出遇っていく大切さを改めて感じさせられた二日間でした。
主催:真宗大谷派青少幼年センター(京都)