去る6月22(金)〜24日(日)、2泊3日の行程で、仙台教区部落差別に学ぶ協議会が企画した現地研修会が行われました。
1日目と2日目は、大逆事件に連座したとされた明治期の真宗大谷派僧侶、高木 顕明氏ゆかりの和歌山県新宮市を訪問。氏を偲ぶ法要である「遠松忌」法要に参拝し、お墓や市内の展示館などを訪問しました。
3日目は、名古屋市内に移動。昭和初期に、当時国の施策であったハンセン病患者の強制隔離政策に対し、医師として冷静な指摘を続けられ、生涯をかけて患者の方々に向き合い続けられた小笠原 登氏ゆかりのお寺を訪問し、登氏についての学習を深めました。
東北からは、和歌山も新宮も遠いため、なかなか現地に足を運ぶことは難しいのですが、まさに現地ならではのお話をたくさんお聞きすることができました。内容については、今後ご紹介していく予定です。
主催:仙台教区部落差別に学ぶ協議会