所在地：宮城県仙台市宮城野区

東北別院は、1876（明治9）年、仙台区（現仙台市）新寺小路の正楽寺に設けられた仙台事務出張所がはじまりである。その2年後には、東二番丁に仙台別院を創設し、初代輪番が出張所を兼務して東北一円を管轄した。

本堂の建立着手は1882（明治15）年で、翌年に竣工した。直ちに教化の拠点を宮城県県北に延ばしたが、1884（明治17）年、廃院のやむなきに至った。しかし、1890（明治23）年、再び説教所を開き、1902（明治35）年に仙台教務所を併設し、相続講を軸とした教化活動をもって本堂再建を志願した。

新別院としては、1913（大正2）年に払い下げを受けた旧宮城病院（東三番丁）の敷地に建立されたが、1945（昭和20）年、米軍の空襲により全焼する。戦後の1953（昭和28）年、現在地の宮城野区小田原に寺基を移し、現本堂は1958（昭和33）年に上棟し、4年後に落慶した。

2005（平成17）年、本堂・庫裡・教務所の整備事業が行われ、現在に至る。

　　　　　毎月20日　　 定例法話会（9月・3月を除く）
　　　　　毎月28日　　 御命日法要
　　　　　毎月第2土曜日市民講座（会場：エルパーク仙台）　※会場変更の場合有

　　　　　1月1日　　　 　修正会
　　　　　3月彼岸中日　　春季彼岸会法要
　　　　　7月10日 　　 　盂蘭盆会法要
　　　　　8月下旬　　　　暁天講座
　　　　　9月彼岸中日　　秋季彼岸会法要
　　　　　10月15～17日 報恩講

℡：022-297-2824　(東北別院宛)

〒983-0803 宮城県仙台市宮城野区小田原1丁目2-16